キッザニアは子どもが主役の街です。たくさんのドキドキを乗り越えてお仕事に挑戦していく中で、子どもたちがたくましく成長していく姿を見ることができます。
そんな中、大人も戸惑ってしまったり、ルールがわからなかったり、迷ってしまったりして、せっかく訪れたのに十分に楽しめないなんて事になったらもったいない!
今回は、キッザニア初心者の方もたくさん楽しい体験ができるように、どんな施設なのか、予約の仕組み、予約方法、注意点などをチェックしておきましょう。



予約って何?どうやって取るの?
お仕事体験には全て現地での予約が必要です。
体験場所に行けばいつでも体験ができる、という事ではないので注意。
また人気のお仕事は入場開始と同時にどんどん枠が埋まっていくので、どうしても体験したいお仕事が人気職種の場合は、入場と同時に直行することをオススメします
(それでも既に閉園間近の予約、あるいは受付終了していることも…泣)
予約は、子ども本人がJOBスケジュールカードを持って予約受付場所に行き、スタッフに渡します。『大人が代わりに予約しておく』という事ができません。
予約受付場所は、基本的に各パビリオンの入口付近ですが、商店街の中のお仕事は、商店街入口と中央の2ヶ所で、複数をまとめて受付しています。
尚、時間を指定して予約することはできません。
その時点で最も早く体験できる時間を予約することになります。
受付って何?
予約したお仕事が始まるまでの間、別のお仕事を受付し、体験することができます。
予約と似ていますが、受付は、受付したお仕事が終わるまでは何もできません。
つまり、予約と受付の間に別の受付を入れることはできません。受付したら、そのお仕事の集合時間までは待機です。
1つずつしか受付することができない為、受付した仕事が終わり次第、次の受付をします。
と言われても、よくわからないですよね。
後ほど実際のJOBスケジュールカードを用いて説明していきます。

受付をした後、やっぱり別のお仕事がしたくなってしまった場合は
受付済のお仕事をキャンセルして、新しいお仕事を受付できます。
予約は1つしかできない
ここからが最重要ポイントです。
まず、予約は1つずつしか取ることができません。
まず1つ予約を取ってから、そのお仕事の集合時間までに終了できる別のお仕事を1つ受付します。
【例1】
- 現在時刻 10:00 ⇒ 予約したお仕事の集合時間 11:30 ⇒ 10:30開始11:10終了のお仕事を受付・体験 ⇒ 11:30 予約したお仕事に行く ⇒ お仕事終了後、別の予約を取りに行く(以降この繰り返し)
【例2】
- 現在時刻 10:00 ⇒ 予約したお仕事の集合時間 13:00 ⇒ 10:30開始11:00終了のお仕事を受付・体験 ⇒ また時間があるので、11:30開始12:00終了のお仕事を受付・体験 ⇒ もう13:00までに終了できる体験がなさそうなので、お昼ごはんを食べたり、短時間で終わるアルバイトなどをして過ごす
注意点とアドバイス
人気のお仕事はかなり先の時間の予約しか取れない可能性があります。
予約した時間まで長時間待機するのはもったいないので、その間にタイミングよく体験できるお仕事の受付を入れて、待ち時間を埋めていきます。
予約したお仕事の集合時間までに終わるものしか体験できないので注意が必要です。
そのため、公式アプリやデジタルサイネージで、常に全アクティビティの空き状況をチェック。
お子さんの体験が終わりそうなタイミングで、空いているアクティビティを探しておき、終わり次第すぐ予約または受付に向かうことで、より多くのお仕事を体験できます。
それでも時間が空いてしまった場合は、アルバイトやお客さん体験をすることで、時間を有効活用できますよ。
アルバイトは制服などが着られませんが、短時間で簡単なお仕事を体験でき、キッゾももらえます。
当日実施しているアルバイトの一覧表は、スタッフさんに言うともらえますよ。

実際のJOBスケジュールカード公開!
ここからは実際のJOBスケジュールカードでご説明します。
~2部4時前に入場した日~
【例1】
入場と同時に6:30のメガネショップ 予約 ⇒ 待ち時間を埋める為、4:10のソフトクリーム 受付・そのまま集合場所へ ⇒ 4:35 終了 ⇒ 4:55のガラス工場 受付・体験 ⇒ 5:25 終了 ⇒ 5:25の医薬研究所 受付・体験 ⇒ 6:00 終了 ⇒ 6:30まで時間があまり無かったので宅配センターでアルバイト体験 ⇒ 6:30 メガネショップ体験 ⇒ 7:00 終了 ⇒ 8:10のホースパーク 予約 ⇒ 7:05 街時計受付・体験 ⇒ 夕飯 ⇒ 8:10 ホースパーク体験
医薬研究所は時間ギリギリでしたが、体験者が誰もおらず、呼び込みをしていて体験できました。
そして最後の最後にもう1回街時計を体験して、この日は終了。

【例2】
入場と同時に3:55のゲーム会社 予約 ⇒ 待ち時間なく、そのまま体験 ⇒ 4:45 終了 ⇒ 6:00のペインティングウォール 予約 ⇒ 待ち時間があるので4:55のガラス工場 受付・体験 ⇒ 5:25 終了 ⇒ 5:25の医薬品研究所 受付・体験 ⇒ 6:00 終了 ⇒ 6:00 ペインティングウォール体験 ⇒ 6:40 終了 ⇒ 7:40のポストレコーディングスタジオ 予約 ⇒ 7:05の飛行機(CA)受付・体験 ⇒ 7:40 終了 ⇒ 7:40 ポストレコーディングスタジオ体験 ⇒ 8:05 終了 ⇒ 8:30の飛行機(パイロット)予約・体験
かなり忙しいスケジュールになってしまったので、待ち時間の合間で夕飯や休憩をとりました。

※集合時間および終了時間は目安です。
前後する可能性がありますので、当日現地でご確認ください
大人の付き添いは必要?
できれば、子ども1人につき大人1人いた方が安心です。
すでにお察しの通り、スケジュール管理&予約の仕組みは少し複雑です。
また、相当慣れるまでは、体験場所まで1人でたどり着くのも難しいです。
更に、複数の子どもの希望を聞きながらスケジュールを1人で管理するのは至難の業です。
体験自体に大人の付き添いは不可ですが、体験終了時に近くにいてあげないと、小さいお子さんは不安に感じたり、迷子になってしまう可能性も。
筆者も1人で2人の子どもを連れていくことがありますが、下の子に付き添わなければならず、上の子に付いてあげられない状況になってしまいます…
付き添いは親でなくても、お友達親子や祖父母など同行してくれる人がいると、急なトイレの時なども焦らず済みます。
しかしながら、メンバー確保が困難な場合も大丈夫です。
スタッフさんが親切にサポートしてくれるので、遠慮なく相談してみましょう!
小学校高学年くらいになると、大人がそばにいなくてもお友達同士などで行動できるかと思います。
まとめ
キッザニアは子ども主体のテーマパークなので、基本は大人は見守り、子ども自身で考えて行動することをコンセプトとしています。
しかしながら、スケジュール管理が難しく、施設内も慣れないうちは迷路のよう。
空き状況のチェックや予約に関しては、お子さんが慣れるまでは大人のアシストが必要です。
キッザニアは、回数を重ねるごとにハマっていく不思議な魅力に溢れています。
最初のうちは疲れてしまうかもしれませんが、大人もちょっと頑張って、お子様の輝く姿をぜひ目に焼き付けてくださいね!
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